豆知識⑲筋と腱

2018年12月13日

昨日患者様から「筋(すじ)と腱って何が違うの?」とご質問がありました。

そもそも「筋(すじ)」という呼び方をする身体の部位は存在しなくて、
一般の方が「筋(すじ)をのばしちゃった」と言っているのは、
靭帯だったり、筋肉の事を指していると思われます。
(白衣を着る仕事の人で、「筋(すじ)をのばしてるねー」とか言っている人いたら、
その人は信用しない方がいいと思います。)

そして「腱」というと、アキレス腱が有名ですが、
アキレス腱以外にもたくさん腱はあります。
筋肉が骨に着く所は、タンパク質を多く含む硬く強固な繊維性組織になります。
そこの部分を「腱」と呼びます。

筋肉→腱になって→骨に付着
ふくらはぎの筋肉→アキレス腱→かかとにつく

といった感じです。

「筋肉が付着する部分は筋肉が細くなる部分だし、衝撃を受けやすいから、
耐えられるように頑丈にしないと!」という事で、腱は頑丈に作られています。
人間の身体はよく作られていますね。

参考までに!

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